新潟市で屋根修理の工事を得意としているので良い防水シートの貼り方や雨漏りを防ぐ方法:その科学的根拠
2025.04.30 (Wed) 更新
新潟市の皆さんこんにちは!
雨漏りなら屋根工事・雨樋工事の匠、新潟市の屋根業者『新創』へ!
ブログ担当のコバヤシです!
「雨漏りしているかもしれないから、防水シートを貼ってカバーしておこう!」
「防止シートって簡単に貼れるみたいだから、貼り方がわかれば自分でやってみよう!」
自分で防水シートを貼って雨漏り対策をしようと思っているならば、ぜひ今回のブログを最後まで読んでみてください。
ホームセンターで買える屋根用の防水シートと、業者による防水シート施工の違いは3つあります。
- 安全性
- 屋根防水シート工事の費用
- 施工不良(貼り方)による雨漏りが起こりにくい
自分で防水シートを貼る場合のリスクを把握しておきましょう。
防水シートについて正しく理解しておけば、業者にまかせるかどうかの判断もしやすくなります。
目次
屋根用防水シートとは?雨漏りを防ぐ科学的根拠
屋根用防水シートとは、雨水が室内に侵入するのを防いでくれるものです。『ルーフィングシート』とも呼ばれています。
雨漏りは原因がさまざまですが、屋根材や防水対策の経年劣化から引き起こされることもあります。屋根は他に比べて雨風や紫外線のダメージを受けやすい場所です。自然災害によって破損するリスクも高いのです。
屋根から雨漏りした場合、防水シートが根本原因になっている可能性があります。
- シートとシートの継ぎ目が剥がれている
- シートの隅にシワができている
- 鳥につつかれてシートに穴があいている
- 劣化によってシートが破れている
防水シートに異変があると、充分な防水機能が果たされず、雨水は下地からおうちの内部に侵入してしまいます。防止シートは雨水をおうちの中に入れないための、最後の砦になっているのです。
防水シートの種類と特徴
屋根用の防水シートには、雨水は通さず湿気は通すという『透湿タイプ』と、とにかく防水を第一に考えられた『非透湿タイプ』があります。
防水シートは主に6つの種類があります。
- アスファルトルーフィング
- 改質アスファルトルーフィング
- 高分子系ルーフィング
- 粘着ルーフィング
- 基材不織布ルーフィング
- 透湿ルーフィング
『透湿』というワードが入っているルーフィングは、湿気を通すタイプに分類されます。粘着ルーフィングの中には透湿タイプのものもあります。現在屋根の防水シートとしてメインで使われているのは「アスファルトルーフィング」と「改質アスファルトルーフィング」の2つです。
新創株式会社では「改質アスファルトルーフィング」を使用しています。改質アスファルトルーフィングは通常のアスファルトルーフィングに、ポリマーや天然アスファルトといったゴムの質感に近い原材料を加え、より性能を向上させたアスファルトルーフィングです。
改質アスファルトルーフィングは、対流動性・耐摩耗性・耐剥離性・付着性・たわみ追従性など、防水シートとしてもっとも優れている商品と言えます。
防水シートの役割と効果
防水シートの主な役割は、屋根材から侵入してきた雨水を屋根の下地材に浸透させないように防ぐことです。瓦屋根には構造的にわずかな隙間ができるため、防水シートは大いに役立ちます。屋根材自体に劣化や破損が起きて雨水が侵入した場合でも、防水シートのおかげでそれ以上『下』に雨水が入りません。
たとえ強風で屋根材の一部が飛んでいってしまっても、防水シートが守ってくれるため、すぐに雨漏りが発生するということはありません。透湿タイプの防水シートであれば、室内からの湿気を排出できるため、結露が発生しやすい屋根断熱住宅には嬉しい効果があります。
防水シートの基本原理と機能
防水シートは屋根材と二重構造になって雨漏りを防いでいます。屋根材で一次防水、その下にある防水シートで二次防水という仕組みになっているのです。
通常、雨水は屋根をつたって流れ落ちていくので雨漏りにつながる心配はありません。屋根の劣化で屋根材にひび割れができていたり、シーリング材の劣化があったりすると、雨水が侵入してしまいます。屋根材自体に問題があった場合でも、防水シートのおかげで雨漏りを防げているのです。
防水シートは、屋根材の隙間から侵入してきた雨水を受け止め、中に水を通さないという機能を果たしています。屋根に傾斜があることで防水シートの上を雨水が滑り落ち、水が下地に侵入することなく排出されていきます。
防水シートの種類によっては、湿気は通す『透湿タイプ』もありますが、雨水を通さないのが基本原理です。
防水シートの耐久性と耐用年数
防水シートの耐久性は種類によって異なります。新創株式会社で主に使用している「改質アスファルトルーフィング」は、アスファルトのデメリットであった耐久性の低さを改善したものです。石油から作られるアスファルトに、ポリマーや天然アスファルトを加えているため、高い耐久性を実現しています。
防水シートの耐用年数は、長くても20年前後と言われています。近年の突発的な豪雨や積雪といった環境変化でダメージを受けている可能性があります。耐用年数はあくまでも目安なので、点検や定期メンテナンスを怠らないことが雨漏り防止にも重要です。
あなたのおうちの屋根に合った素材で耐久性のある防水シートを選ぶなら、プロに相談するのが最適です。新潟市での屋根防水なら新創株式会社にお気軽にご相談ください。

出張現地見積無料!お気軽に問い合わせください
緊急のご相談大歓迎!強引な営業は一切致しませんので、お気軽にどうぞ!
ホームセンターで買える屋根用の防水シートと業者による防水シート施工の違い
「防水シートってホームセンターやネットでも買えるよね?自分で貼った方が安いんじゃない?」
「DIYは慣れているから、防水シートくらい業者に頼らずに貼れるでしょ!」
と思っているならば、ちょっとお待ちください。安全性と施工不良になるリスクを一度考えてみましょう。
市販されている防水シートは接着剤が不要で、簡単に貼れるようなシールになっているものが多いです。ハサミやカッターがあれば好きな大きさにカットでき、特別な道具も必要ありません。
そのため「簡単にできてしまうのでは?」とDIYに挑戦する方も多いものです。
ですが、自分で貼る場合と業者に依頼する場合では安全性に大きな違いが出ます。屋根では高所作業になるため危険が伴うのです。
また、自分で貼ることで施工不良がおこるリスクも高まります。コストの節約で自分で貼っても、結果的に業者にお世話になることになるかもしれません。
ホームセンターに行く前に『本当に自分でできるのか』確認しておきましょう。
安全性の違い
高所作業は転落のリスクが伴います。屋根にのぼって作業をしていて転落するということは珍しくありません。職人であれば屋根の上での歩き方や身のこなしがわかっていますが、経験が浅い状態で足場の悪い屋根にのぼるのは危険です。
陸屋根と呼ばれる屋上型の屋根でも同様です。たとえ柵のある構造になっていても、経年劣化で外れてしまう可能性もあります。柵のない陸屋根はもっと危険です。
転落する危険性を考えれば、業者に依頼するのが最適です。自分でリスクを背負って作業をするよりも、業者に頼った方が安全性ははるかに高まります。決して無理をせず、プロに相談してくださいね。
屋根防水シート工事の費用
工事の費用は自分でやった方が安く済みますが、安全性や施工不良のことも考えると業者に依頼するのがベストです。
業者に依頼する場合、屋上での工事は足場を組む必要があります。施工費用だけでなく高所作業に伴うコストは必須です。屋根の範囲や使用する防水シートによって価格は変動するため、施工前には必ず見積りをお願いしましょう。不安であれば、複数の業者から見積りをとって比較する方法もあります。
業者の中には、見積りを出さずに口頭で費用を提示して、後から「追加工事が発生した」と高額な費用を請求するところもあります。見積り依頼に応じるかどうかは、良質な業者かどうか見極める判断材料にもなるのです。見積りは必ず出してもらいましょう。
施工不良(貼り方)による雨漏りが起こりにくい
自分で防水シートを貼った場合、施工不良になる可能性があります。市販されているものは貼りやすく作られていますが、貼り方や貼る範囲などは把握できていますか?
防水シートは貼る場所によって大きさを考えたり、貼り方を工夫しなければなりません。業者が施工する場合は、屋根の形状や材質に合わせて最適な防水シートを選びます。実績のある業者を選べば、施工不良が起こる心配も不要です。
自分でなんとなく貼ってしまうと、雨水の侵入を防ぎきれずに雨漏りになってしまうかもしれません。雨漏りを起こさないための防水シートだからこそ、正しい知識と実績のある業者にまかせるのが最適です!
雨漏り修理・防水シートに関するご相談は新創株式会社まで!
「防水シートを貼って雨漏り修理をするくらい、自分でできるかも?」
そのように思える場合でも、一度プロにご相談ください。雨漏りは目に見えているところ以外にも原因があるかもしれません。防水シートでカバーしても、根本的な解決にはならないのです。
また、屋根での高所作業は危険性が高いです。防水シートの種類も豊富にあるため、適切なものを選ぶにはプロの知識を借りましょう。
新創株式会社では、雨漏り診断を無料でおこなっております。防水シートを貼って一時的に処置するよりも、原因を突き止めた方が早く解決しますよ。雨漏りは放置していると悪化していくので、自分でなんとかしようとする前に業者に相談しましょう。