【雨漏り修理工事】新潟市東区寺山F様邸:雨漏り・屋根揚げ替え:屋根の下地材の劣化による雨漏り
2025.03.01 (Sat)
施工データ
施工地域 | 新潟市東区 |
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工事内容 | 雨漏り補修工事/屋根揚げ替え工事 |
工事期間 | 22日間 |
工事完了月 | 2022年11月 |
屋根材 | 工事前 セメント瓦→ 工事後アスパルトシングル材 |
工事写真レポート
現場調査
今回の現場:新潟市東区
今回のお客様は東区にお住いの方です。雨漏り修理ご依頼いただきました。雨漏りの状態
雨漏りの状態です。数年かけて大きくなってきたとおっしゃっていました。雨染みの色が濃くなっており、長年の間、雨漏りに悩まされてきたことがわかります。
屋根の下地の老朽化が原因でした。地区年数が30年を超えた家は特に防水シートの劣化が原因で雨漏りをしている方が多いようです。和室天井の雨漏りの状態
天然木天井に広がってしまったシミです。天井の裏は砂や誇りがたまっていることが多く瓦屋根に隙間があると湿った空気や雨が風と共に入り込み湿った水分で天井にシミを作る事があります。
天井に雨染みが広がっているのが見えますね。天井板の浮き
雨漏りが原因で応急処置をされていました。天井板を取り替えず上から貼ってあります。浮いているのはそのまま上から貼っただけの状態。一度補修したものの、雨漏りの根本原因を改善しなかったために、板材が浮いてしまっています。屋根の谷部
瓦屋根の谷部です。瓦に流れた雨を受け止め下へと流す場所です。銅板や金属板が使われていることが多く。年月と共に穴が開いて雨漏りしているお宅も何度も見てきました。
銅板+焼き瓦は実は相性が悪く焼き瓦のしずくで銅板を溶かして穴が空くのです。新創では銅板を使わないようにしています。瓦の割れpart2
現調の為屋根に上りました。セメント瓦が割れているのを発見。
熱割れで割れた事例や鉄釘を施工した場くぎがサビて膨張します、クギ穴以上に膨らんだ錆た釘は瓦を割りそこから雨が入り雨漏りになる事例もありました。施工の問題が長い年月で出てくることがあります。瓦を剥がしての点検作業
瓦を剥がして下地の状態を確認しました。下地材に穴があいているのが見えますね。
瓦は雨や風、砂を中に通します。
黒い油紙シート(フエルト)の下には杉の木の皮(小羽)が防水シートの役目をはたし雨漏れを防ぎます。築30年以上のお宅ではこの防水層の傷みにより雨漏りが多く発生しています。
熱で侵され黒いシートに沢山のヒビが入っていました。集水器の状態
雨樋の集水器です。接手部分や軒樋が劣化していてしずくが垂れる状況でした。軒樋の継ぎ目部分
軒樋の継ぎ目部分に汚れが溜まっています。これは軒樋から雨水が漏れている可能性が高いことを示しています。破風板の状態
破風板の状態です。木製なのですが、塗装が剥げてしまっているのが見えますね。竪樋&金具の劣化
竪樋と竪樋を押さえるための金具です。経年劣化により、金具に白サビが付着しているのが見えます。木製格子の塗装剥がれ
木製格子です。塗装が剥がれていました。コーキングの劣化
出窓と外壁材の隙間を埋めるコーキングが痩せてシワシワになっていました。もはや防水効果などはゼロのため、新しいコーキング材への打ち直しが必要です。霧除け屋根の白サビ
霧除け屋根の軒先に白いポツポツが見えます。これは白サビです。ブラシでこすり除去してから錆止め材を錆が出にくくする予防のため塗ります。その後上塗り材を塗ってていきます。この順番が鉄部の作業工程です。
施工中:屋根
セメント屋根瓦の撤去
セメント瓦を撤去していきます。最初に2階部分の瓦、を剥いで古い防水シートを撤去し下地をこれから直していくところです。作業時の安全を確認しながらの作業です。屋根材の撤去
セメント瓦の重さは1メートル四方㎡50キロあるといわれています。一つ一つ手作業での解体作業になります。瓦の重さで屋根に穴が開かないように注意しながら撤去作業を行います。撤去完了
セメント瓦屋根の撤去後の状態です。防水シートがむき出しの状態です。このシートが雨風から屋根を守りますが、経年劣化による防水シートに穴が空いていました。小羽+防水シートの2重防水
写真で見えているシートは油紙にアスパルトをしみ込ませた(フェルト)です。この下に杉の皮でできた小羽が敷いて2重になって施工されていました。小羽は油が抜けるとやはり傷みやすい素材なので今は製造がされていない当時の防水材料です。
新創はこの防水材を沢山直してきました、この時代の防水材には限界がありメンテナンスをしなければいけないようです。下地材(構造用合板)の上張り
屋根材を貼るために新しい下地の新設です。釘を打ちしっかり止めるためになります。もし傷んで釘が聞かない箇所に施工した場合屋根が飛んでしまう事故が事例で起きています事故を起こさないためにも大切な工事です防水シートを貼るためのコンパネ材を取り付けています。防水シート貼付
防水シートを貼りました。屋根工事の場合防水シートをしっかり貼るまで現場を離れることができません。すっかり日が暮れました。
風で飛ばないようにこれから貼る屋根材を置いて終了です。雨漏れを起こさない仕組みで施工してます捨て板金
防水シートを建物に立ち上げているのがわかりますでしょうか。
基本的にこのシート(ゴムとアスパルトで出来ている)が雨を中に入れない仕組みで貼ることが大切です。
そして中に入る雨は外に排出する仕組み捨て板金を施工します。
屋根材を貼りながらこの捨て板金の先端はうまく外に出す施工をし入ってしまう雨も外に排出される仕組みに施工するのです。
防水シートを雨からの劣化から守ります。屋根材の取り付け作業
屋根材はオークリッジスーパーという商品を使用しています。
下から貼ってきて棟を施工し仕上がります雨押え板金施工
屋根材を取り付けて雨押え板金を施工しました。転がし軒樋取り付け
屋根の上に雨樋を設置しています。屋根に溜まった雨水がこの軒樋を通って集水器に向かいます。
施工完了
屋根張替え完了&雨樋い交換完了
屋根の張替えと雨樋の交換作業が完了しました。シックなグレーの屋根にブラウンの雨樋が映えますね!屋根曲がり部分のカバー工法
屋根の曲がり部分は雨水防止対策として、ガルバリウム鋼板によるカバー工法を行いました。屋根棟部分のカバー工法
屋根の棟部分のカバー工法です。屋根の曲がりに合わせてカバーを制作しました。雨樋交換完了(軒樋)
軒樋も新しくなりました。雨樋は一度実際に水を流してみて、水漏れなどが発生しないかを確認します。仮設足場解体&施工完了
仮設足場を解体して施工完了になります。工事させていただきありがとうございました!
今回の施工事例で出てくる塗装専門用語を簡単に解説します。
高圧洗浄
工業用の高圧洗浄機を使って、塗装をする部分を洗う作業です。塗装の際、塗る面にゴミや砂などがあると塗料が密着せずにすぐに剥がれ落ちてしまいます。高圧洗浄できれいにしてからケレン(下地調整)をして塗装作業を行います。高圧洗浄とケレンは1つでセットの作業と言えます。
ケレン(下地調整)
お好み焼きをひっくり返すような器具である「スクレーパー」や鉄のたわしを使って、古い塗料を削りとる作業です。単に削っているのではなく、新しい塗料が塗る面に密着しやすいように細かい傷をつけることが目的です。
下塗り・中塗り・上塗り
塗装は全部で3回行います。下塗りで1つの塗料、中塗りと上塗りで1つの塗料と全部で2種類の塗料があります。基本的には2種類の塗料で塗装します。
下塗り用の塗料は防水効果やサビ止め効果など、お客様のご要望や現場の状態をチェックしたうえで提案いたします。
雨樋
雨樋は雨水を排水口まで運ぶ重要な設備です。雨樋はパーツごとに呼び名が異なります。主なパーツの名称としては以下が挙げられます。
軒樋…雨水が流れるパイプのこと
集水器…軒樋を通った雨水が集まる箇所
竪樋…集水器から排水口までのパイプのこと
屋根のカバー工法
屋根のカバー工法とは、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる施工方法です。カバーする場所によって使用する素材が異なります。屋根と外壁の立ち上がり部分などは、ガルバリウム鋼板などの金属板を加工したものを使用することが多く、軒天のような場所ではケイカル板などを使うことがあります。
木端葺き屋根(木端)
コバとも言います。木の小さなカケラである「木っ端(こっぱ)」とは異なる意味があります。屋根葺手法の1種で、木の薄板を何重にも重ねて施工する方法です。
格子(窓)
窓枠の縦横に細い木を組んだ窓のことです。遮蔽や防犯、防災対策でつけられることが多いですね。有名なのが京都市内の格子窓です。重要文化財などにも見られるように、日本古来から一般家庭で使われている窓です。
塗装用語は難しい言葉がたくさん!
塗装用語には難しい言葉がたくさんあります。施工事例を見ていて「あれ?この言葉ってどんな意味なんだろう?どんな作業なんだろう?」と感じたら、ぜひ弊社までお知らせください☆