凍害で屋根が割れる?冬前に知っておくべき修理と予防策
2025.11.22 (Sat) 更新

新潟市の皆さんこんにちは!
雨漏りなら屋根工事・雨樋工事の匠、新潟市の屋根業者!新創へ!
代表の帆刈です!
【このコラムの要点】
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新潟市で冬前になると「屋根がパキッと割れてきた」「コロニアルの端が欠け始めた」という相談が急増します。
原因の多くは“凍害”。屋根材の内部に侵入した水が凍って膨張し、内部から破壊する現象です。見た目が軽症でも内部は深刻なケースが珍しくなく、元大工として屋根を剥いだ現場では、表面2mmの割れの裏側がボロボロという例を何度も見てきました。
今回のお役立ちコラムでは、凍害が起きるメカニズムと正しい修理、そして再発しないための予防策を実務目線で詳しくお話しします。新潟市で屋根の凍害が気になっている方は、この内容だけで判断基準が整います。
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目次
凍害が屋根で起きる原因|新潟市特有の“湿気×寒暖差サイクル”

新潟市は海沿い特有の湿度の高さ、冬の降雪量、そして昼夜の気温差が重なり、屋根材が水分をためこみやすい環境です。凍害は「内部の水分量」と「凍結解凍の回数」で進行するため、気候条件が揃っている新潟市は凍害が発生しやすい環境が整っていると言っても大げさではありません。
元大工である私の経験上、凍害ダメージは“外から見える劣化より内部のほうが激しい”のが特徴です。
凍害が進むメカニズム(元大工が見た内部破壊)
凍害は屋根材のごく小さな隙間に水が入り込み、夜間の冷え込みでその水が凍って膨張するところから始まります。水は凍ると体積が増えるため、屋根材の内部を外側へ押し広げる力が加わり、その圧力が繰り返されることで表層の欠けや割れ、浮きといった症状へつながります。
表面だけを見ると軽度に見えても、内部ではスポンジ状に劣化していることが多く、元大工として屋根を剥がしてきた経験上「内部の破壊スピードのほうが速い」と感じる場面は本当に多いです。さらに新潟市は気温が0℃前後の日が長く続き、昼間に解凍した水が夜に再び凍る“凍結と解凍の高速サイクル”が発生しやすい地域です。
この気候条件が揃うと、一冬で劣化が一気に進行するケースも珍しくありません。凍害が厄介なのは、見た目より内部の傷みが深刻になりやすい点で、早い段階で正確に見極めないと、シーズンをまたいで急激に破損が拡大する危険があります。
凍害が起きやすい屋根の条件
凍害が発生している屋根には共通点があり、特に築20年以上のコロニアル(スレート)屋根は注意が必要です。表面に細かなクラックが増え始めると水が内部まで入り込みやすく、凍結時の膨張で内部破壊が進行します。
南面よりも北面のほうが傷みやすいのは、新潟市の気候特性によるものです。北側は日射が弱く乾きにくいため、雪が長く残る立地では内部に水分が滞留しやすく、3〜5年早く劣化が進むケースもあります。
さらに棟板金まわりのサビや浮きがあると水の侵入経路ができてしまい、凍害の進行を一段と早めます。こうした条件が重なると、凍結と解凍の繰り返しにより破損が一気に進むことがあります。
ほかの劣化との違いを整理すると、凍害は“内部から破壊していく”点が最大の特徴です。
症状 | 原因 | 修理の難易度 | 再発リスク |
凍害 | 内部の凍結膨張 | 高い | 高い(内部劣化が残るため) |
表面の経年劣化 | 紫外線・雨 | 中 | 中 |
棟板金の浮き | 釘抜け・風 | 中 | 低〜中 |
凍害は内部劣化が主原因のため、表面だけを整えても水の侵入が続けば再発します。他の劣化と異なり、内部の状態を正しく把握することが修理成功の大きなポイントになります。
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凍害は表面の割れや欠けだけで判断すると失敗しやすい劣化です。内部に水が残ったまま冬を迎えると、同じ場所が再び膨張し、補修箇所がわずか数週間で破損する例もあります。新潟市は湿度が高く、雪が長く残る地域のため、凍結と解凍が短い周期で繰り返されるのが特徴です。
だからこそ「どれだけ内部にダメージが進んでいるか」を見極めることが、無駄な費用をかけずに済ませる最初のポイントになります。
進行度によって工法が変わる理由
凍害は内部破壊型の劣化であるため、状態によって最適な工法が大きく変わります。細かな欠けが数枚程度であれば部分差し替えと防水下塗りで延命できます。しかし破片が落ちるほどの欠損が出ている場合、内部の含水率が高くなっている可能性があり、葺き直しやカバー工法を検討する必要があります。
内部までスカスカになっている状態では屋根材本体の機能が失われているため、全面カバー工法のほうが再発リスクを最小限にできます。費用は屋根面積や下地の状態で変動しますが、部分補修は3〜10万円、カバー工法は70〜130万円、葺き替えは80〜150万円程度が目安です。最も大切なのは“相場ではなく実際の状態に合わせること”です。
再発しない修理のために見るべき3つの要素
凍害を根本から止めるためには修理の前段階となる診断の質が欠かせません。特に重視したいのは、屋根材が内部まで硬さを保っているか、雨水の流れが自然で詰まりがないか、そして棟板金の下地が湿気で傷んでいないかという3つです。
内部密度が落ちて柔らかいと部分補修では持たず、水の抜け道が乱れていると再び内部に水が溜まり、棟板金の下地が腐っていれば強風や積雪で浮きやすくなります。いずれか一つでも問題があれば、軽い補修では冬を越えられない恐れがあります。
【進行度別修理工法の比較表】
進行度 | 状態の目安 | 適した工法 | 費用帯 | 再発リスク |
軽度 | 細かな欠け・ヒビ | 部分差し替え+防水下塗り | 3〜10万円 | 中 |
中度 | 破片落下・部分欠損 | 葺き直しorカバー工法 | 70〜130万円 | 低〜中 |
重度 | 内部まで劣化 | 全面カバー工法 | 120万円前後〜 | 低 |
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FAQ|凍害で屋根が割れる原因と修理についてよくある質問

新潟市では凍害による屋根トラブルが毎冬のように相談されます。ここでは屋根工事業者の新創が実際にいただく内容をもとに「どこまでが様子見で、どこからが本格修理か」の判断軸として役立つポイントをまとめました。
自宅の状態と照らし合わせてチェックしてみてください。
Q1.どの程度の割れなら応急補修で済みますか?
A.屋根材の端部に小さな欠けが数カ所ある程度なら、差し替えや部分的な充填補修で一冬しのげるケースもあります。ただ、割れている枚数が増えていたり、指で押したときに脆く感じる場合は内部まで劣化が進んでいるサインと言えます。
その場合の応急処置はあくまで時間稼ぎで、数年単位での本格的な改修を前提に考えたほうが安心です。
Q2.塗装だけで凍害は止められますか?
A.表面の塗装は「これ以上水を吸い込みにくくする」役割はありますが、すでに内部まで水が染み込んでいる場合は根本解決にはなりません。塗膜で一時的に保護されても、内部の水分が凍る力までは抑えられないからです。
ひび割れが深いところや屋根材の裏側まで傷んでいる場合は、差し替えやカバー工法など、塗装と組み合わせた対策が必要になります。
Q3.カバー工法と葺き替えはどちらが良いですか?
A.既存の下地がしっかりしていて野地板が腐っていないなら、既存屋根の上から軽い金属屋根を重ねるカバー工法が費用と工期のバランスに優れています。
一方で、屋根裏から見て黒ずみやカビが広がっていたり、踏むとたわむ部分が多い場合は葺き替えで下地からやり直したほうが安全です。同じ凍害でも傷み方で最適解が変わるので、現地調査での判断が欠かせません。
Q4.冬でも修理できますか?
A.日中の気温が5℃前後を確保でき、雪や雨が降っていない日であれば冬でも工事自体は可能です。凍結が予想される時間帯を避け、乾燥時間を長めに取るなど、工程を細かく調整しながら進めることになります。
塗装を伴う工事は特に天候判断が重要になるため、冬場は「一気に仕上げる」より「安全に少しずつ進める」計画を立てることが大切です。
Q5.調査はどれくらい時間がかかりますか?
A.一般的な戸建てであれば30〜60分ほどが目安です。屋根全体の割れや欠けの有無だけでなく、双眼鏡やカメラで細部を確認し、必要に応じて屋根裏側からの湿気やシミもチェックします。
このときに撮影した写真をもとに、どこまでが部分補修で対応できて、どの範囲から工法を変えたほうが良いかを整理できるため、調査結果の説明まで含めて1時間前後をみておくと安心です。
新潟市で凍害の屋根に不安がある方へ|まずは専門家の診断を

凍害の怖いところは“内部の破壊ほど見えにくい”点です。新潟市は湿気が多く、積雪が長期化しやすい地域のため、軽い表面クラックでも下地まで傷んでいるケースが本当に多いです。
元大工として現場を見続けてきた経験上、凍害は早く見つければ数万円で済むこともありますが、放置するとカバー工法や葺き替えまで必要になる可能性が高いと言えます。
屋根工事業者の新創では専門機器を使った含水率チェック、屋根裏の湿気状態の確認、棟板金の固定状態まで含めた“再発しないための診断”を行っています。診断後は無理な提案をせず、修理・延命・来年以降の計画まで複数の選択肢を提示します。
ご相談はフォーム・メール・電話で可能で、イオン新潟東店3階にあるショールームでのご相談も歓迎しています。
新潟市で凍害のサインが出ている方は、雪が本格化する前に一度診断をご利用ください。住まいの寿命が大きく変わります。
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