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【完全比較】屋根カバー工法のメリット・デメリットと最適な選び方

【完全比較】屋根カバー工法のメリット・デメリットと最適な選び方

新潟市の皆さんこんにちは!

雨漏りなら屋根工事・雨樋工事の匠、新潟市の屋根業者!新創へ!

屋根リフォームを考えたとき、多くの方が「塗装か、葺き替えか、それともカバー工法か」と迷います。特に注目されている「屋根カバー工法」は、既存の屋根を撤去せずに新しい屋根材を重ねる工法で、工期短縮や廃材削減といった魅力があります。しかし一方で重量増加や施工条件の制限といったリスクも存在し、「知らずに選んで後悔した」という声も少なくありません。

今回のお役立ちコラムでは、屋根カバー工法の基本仕組み、メリット・デメリット、向いている住宅と不向きな住宅の特徴を分かりやすく整理します。

さらに塗装や葺き替えとの違いも解説し、あなたの住まいに最適な方法を判断できるよう導きます。最後には専門業者に相談するメリットも紹介しますので、屋根リフォームを失敗せず進めたい方はぜひ参考にしてください。

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屋根カバー工法の基本仕組みと対応できる屋根材

屋根カバー工法の基本仕組みと対応できる屋根材

屋根カバー工法とは、既存の屋根を撤去せず、その上に新しい屋根材を重ねるリフォーム工法です。解体作業を省くため工期が短縮され、廃材処分量も大幅に減らせることから、環境にも家計にも優しい方法として人気が高まっています。特に新潟市のように積雪や湿気が多い地域では、工期を短く抑えられることが大きなメリットになります。

既存屋根を残す理由とその効果

既存屋根を撤去しないというのは一見「中途半端」な方法に思えるかもしれません。しかし実際には、多くの利点があります。

主な効果

  • 解体費・処分費の削減:廃材処分費は葺き替えの半分以下になるケースもあり、総額費用を抑えられる
  • 断熱性の向上:二重構造となるため、夏は屋根裏温度を最大2〜3℃抑制、冷房効率が約10%改善(出典:国土交通省・住宅リフォーム調査)
  • 遮音性の向上:金属屋根を重ねることで、雨音や風音が軽減される効果もある
  • 工期短縮:撤去作業がないため、工事日数は葺き替えより3〜5日短くなるケースが多い

ただしデメリットとして、下地(野地板)が腐食している場合や、すでに雨漏りが広範囲に及んでいる場合は施工ができません。そのため事前の診断が重要です。

屋根カバー工法に対応できる主な屋根材

屋根カバー工法は万能ではなく、対応できる屋根材とできない屋根材があります。

対応しやすい屋根材

・スレート屋根(カラーベスト・コロニアル)
 →軽量で施工しやすく、最も一般的にカバー工法が行われる屋根材

・金属屋根(トタン・ガルバリウム鋼板など)
 →さらに軽量で、耐久性・遮熱性に優れるためカバー材としても採用されやすい

対応が難しい屋根材

・日本瓦(和瓦・陶器瓦)
 →重量が大きく、カバー工法を行うと耐震性に悪影響を及ぼすため不向き。基本的に葺き替えが必要

・劣化が進んだ屋根材全般
 →下地が腐食している場合、カバーでは対応できず葺き替えが必須

対応可否のまとめ表

屋根材の種類

カバー工法の適性

理由・特徴

スレート(カラーベスト等)

◎最も適している

軽量で施工性が高い、全国的に採用実績多数

金属屋根(ガルバ等)

◎非常に適している

軽量+耐久性、雪国でも有効

日本瓦(陶器瓦)

✕不向き

重量が大きく耐震性を損なう

劣化が進んだ屋根(下地腐食)

✕不向き

下地補修が必要なため葺き替えが基本

ポイントは、「自分の家の屋根材を確認すること」が第一歩です。スレートか金属屋根であればカバー工法が有力な選択肢になりますが、瓦屋根や劣化が進んだ屋根では選べない可能性があるため、必ず専門業者による現地調査を受けることをおすすめします。

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屋根カバー工法のメリットとデメリットを徹底比較

屋根カバー工法のメリットとデメリットを徹底比較

屋根カバー工法は「工期が短く、費用も抑えやすい」というメリットがある一方、建物の状態によっては選べないケースも存在します。ここでは、代表的なメリットとデメリットを整理し、実際の選択に役立つ情報をまとめました。

工期短縮・廃材削減などのメリット

屋根カバー工法の最大の強みは、工事が効率的で無駄が少ないことです。

メリット一覧

  • 工期短縮:葺き替えと比べて3〜5日短縮できる(平均7〜10日→4〜7日程度)
  • 廃材削減:既存屋根を撤去しないため、廃材量は葺き替えの半分以下に抑えられる
  • コスト削減:処分費用が減り、人件費も抑えられるためトータル費用も軽減
  • 断熱・遮音性の向上:二重構造となり、夏の屋根裏温度が最大2〜3℃低下、冷房費を5〜10%削減
  • 環境配慮:廃材を減らすことでCO₂排出削減にも貢献

特に新潟市のように梅雨や積雪で工期の延長リスクがある地域では、「短工期で終わる」というメリットは非常に大きいポイントです。

重量増加や施工条件などのデメリット

一方で、屋根カバー工法には施工条件があります。メリットだけで判断すると、後々トラブルにつながる可能性もあります。

デメリット一覧

  • 重量増加:既存屋根に新しい屋根材を重ねるため、構造への負担が増す
  • 耐震性への影響:築年数が古い木造住宅では、耐震強度に影響する可能性あり
  • 下地の状態に依存:野地板が腐食している場合は施工不可。雨漏りが広範囲なら葺き替えが必要
  • 施工対象が限定される:瓦屋根など重量がある屋根材には不向き
  • 将来的な葺き替えコスト増:二重屋根となるため、将来葺き替えを行う際には解体費用が高くなる可能性がある

メリット・デメリット比較表

項目

メリット

デメリット

工期

葺き替えより短縮(3〜5日)

廃材処分費

半分以下に削減可能

断熱・遮音性能

夏の屋根裏温度−2〜3℃、冷房費削減

費用

葺き替えより安い(100〜180万円程度)

将来葺き替え時の解体費が高くなる可能性

耐震性

重量増で古い家は注意が必要

適用範囲

スレート・金属屋根に適用可能

瓦屋根・腐食下地は施工不可

屋根カバー工法が向く住宅・不向きな住宅の見極め方

屋根カバー工法が向く住宅・不向きな住宅の見極め方

屋根カバー工法は「全ての家に万能」ではありません。築年数や屋根の劣化度合い、使用している屋根材によって適性が分かれます。

築年数や屋根状態から判断するポイント

【向くケース】

  • 築20〜30年程度のスレート屋根
  • 屋根材は劣化しているが、野地板など下地は健全
  • 雨漏りが軽度で、部分補修で対応可能な状態

【不向きなケース】

  • 雨漏りが複数箇所で発生している
  • 野地板や垂木の腐食が進んでいる
  • 瓦屋根など重量がある屋根材を使用している

診断の結果「劣化が表面的ならカバー工法」「下地まで傷んでいるなら葺き替え」と判断するのが基本です。

塗装・葺き替えとの比較で分かる適性

屋根リフォームには3つの選択肢があり、それぞれに適性があります。

工法

特徴

耐久性

費用目安

適するケース

塗装

表面保護、最も安価

7〜10年

60〜100万円

軽度の劣化、費用を抑えたい

カバー工法

新屋根を重ねる、中コスト

20〜30年

100〜180万円

下地が健全、断熱性も高めたい

葺き替え

下地から一新、最も高額

30年以上

180〜300万円

下地腐食、瓦屋根など重量屋根

この比較から分かるように、カバー工法は「コストと性能のバランスを取りたい人」に最適です。塗装より耐久性が高く、葺き替えほどの高額負担はないため、多くの家庭で現実的な選択肢となります。

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新潟市で屋根カバー工法を選ぶときの注意点

新潟市で屋根カバー工法を選ぶときの注意点

新潟市は全国的に見ても積雪量や湿度が高く、屋根への負担が大きい地域です。そのため同じ屋根カバー工法でも「新潟市特有の条件」を考慮しなければ、数年で不具合が出る可能性があります。ここでは、新潟市で屋根カバー工法を検討する際に押さえておくべきポイントを解説します。

積雪による荷重と耐震性への影響

新潟市では1シーズンで1m以上の積雪となることも珍しくありません。カバー工法は既存屋根に新しい屋根材を重ねるため、重量が増える点には特に注意が必要です。軽量なガルバリウム鋼板を使用すれば耐震性への影響は最小限にできますが、築年数の古い住宅では構造診断を行い、屋根だけでなく柱や基礎部分の強度確認も必須です。

湿気・結露対策と通気工法の重要性

日本海側特有の湿気がこもりやすい新潟市では、屋根内部の結露対策が重要です。通気層を確保する通気工法や、透湿防水シートを併用することで、野地板の腐食やカビの発生を防止できます。施工時に「通気層を取るかどうか」は業者によって差があるため、見積もりや契約前に必ず確認しましょう。

雪止め設置と落雪対策

豪雪地帯である新潟市では、落雪による隣家への被害やカーポート破損などのトラブルも懸念されます。屋根カバー工法を行う際には、雪止め金具の設置や、雪庇(せっぴ)の発生を防ぐ施工を合わせて検討することが大切です。特に勾配が急な屋根では落雪のリスクが高いため、施工前に業者と十分に打ち合わせを行う必要があります。

よくある質問|屋根カバー工法Q&A

よくある質問|屋根カバー工法Q&A

Q1.屋根カバー工法の耐用年数はどのくらいですか?

屋根カバー工法の耐用年数は、使用する屋根材や施工の品質によって異なりますが、一般的には20〜30年程度とされています。特にガルバリウム鋼板などの軽量金属屋根を使った場合は、サビに強く、長期間メンテナンスの手間を抑えられるのが特徴です。

ただし、施工の精度や下地の状態が悪ければ、本来の耐用年数を全うできない可能性もあります。そのため、屋根材の選択だけでなく「誰に施工を依頼するか」が寿命を大きく左右します。

Q2.雨漏りがある家でもカバー工法は可能ですか?

結論として、軽度の雨漏りであれば屋根カバー工法で対応できる場合があります。例えば、屋根材のひび割れや小さな破損による雨水浸入なら、新しい屋根材を重ねることで改善できます。しかし、下地(野地板や垂木)が腐食している場合はカバー工法では対応できず、葺き替えが必要です。

つまり「雨漏りの原因が屋根材だけか、それとも構造まで及んでいるか」が判断の分かれ目です。診断時にしっかり調査を依頼し、工法を選択することが大切です。

Q3.カバー工法の費用相場は?

30坪程度の住宅を想定すると、屋根カバー工法の費用相場は100〜180万円程度です。選ぶ屋根材の種類(例:ガルバリウム鋼板か、断熱材入りか)や、屋根の形状、勾配の有無によって費用は上下します。

例えば、断熱材付きの金属屋根を選んだ場合は初期費用が高めになりますが、冷暖房効率が上がり、10年単位で見れば光熱費削減につながるケースもあります。相場を把握した上で、「長期的なコスト」を考えて工法や材料を選ぶのが賢い方法です。

Q4.雪国の住宅でも可能ですか?

はい、新潟市のように積雪量が多い地域でも屋根カバー工法は可能です。ただし、使用する屋根材には注意が必要です。軽量金属屋根を採用すれば、雪の重みに耐えやすく、建物への負担を最小限に抑えることができます。

また、雪止め金具を取り付けたり、勾配条件を確認することも不可欠です。積雪地域特有のトラブル(氷柱の発生や雪庇の形成など)を防ぐためには、地域の気候に詳しい業者を選ぶことが成功のカギになります。

Q5.塗装との違いは何ですか?

屋根塗装とカバー工法の最大の違いは「延命措置か、根本改善か」です。塗装は既存の屋根材の表面を保護する方法で、費用が安く工期も短いのが特徴です。

ただし、屋根材そのものの寿命を大きく伸ばすことはできません。一方でカバー工法は、新しい屋根材を重ねるため、耐久性・断熱性・遮音性が大幅に改善され、20〜30年という長寿命が期待できます。

費用は塗装より高くなりますが、「あと10年以上安心して暮らしたい」と考える方には適した工法です。

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屋根カバー工法には多くのメリットがありますが、重量増加や施工条件の制限などリスクも伴います。だからこそ、制度や工法を正しく理解したうえで、信頼できる専門業者に相談することが重要です。

屋根工事業者の新創では、地域特有の積雪・湿気条件を考慮した診断を行い、最適な工法を提案しています。ショールームでは実際の屋根材を見て触れることができ、無料診断によって現状を丁寧にチェック。施工後も保証とアフターサービスで安心を長くサポートします。

屋根リフォームは10年に一度の大きな選択です。後悔を避け、快適で安心できる暮らしを続けるために、まずは「屋根工事業者の新創」へお気軽にご相談ください。お問い合わせフォーム、メール、電話、ショールーム来店のいずれでもお待ちしております。

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