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雨漏りリフォームガイド!雨漏り修理のプロが教える屋根と外壁の修繕ポイント

2025.02.19 (Wed) 更新

雨漏りリフォームガイド!雨漏り修理のプロが教える屋根と外壁の修繕ポイント

雨漏りなら屋根工事・雨樋工事の匠、

新潟市の屋根業者!新創へ!

コラム担当のコバヤシです!

雨漏りには、早めのリフォームが必要です。雨漏りは時間が経っても自然に直りません。それどころか症状が悪化し、最終的にボロボロになります。まともに住めないレベルまで悪化すると、修繕費用もふくらみます。一部だけで終わらず、全面リフォームも必要になるのです。

雨水は住まいを支える木材に大きなダメージを与えます。水分が木材に浸透し、湿気で腐食するのです。木材は水分を含んでいますが、20%以上になると腐食の危険性が高くなります。

雨漏りを防ぐためにも、屋根や外壁の定期メンテナンスは必要です。問題を早めに見つけて雨漏り対策のリフォームをすれば、修繕費もふくらみません。ただ、雨漏りリフォームの方法も複数あります。適切な雨漏りリフォームを選ぶためにも、どんな方法があるか知っておいて損はありません。

今回のお役立ちコラムでは、雨漏りリフォームにはどんな方法があるかお話します。

 雨漏りが起きるとどんな問題が起きるのか?

雨漏りが起きるとどんな問題が起きるのか?

 雨漏りは珍しいトラブルではありません。建物が経年劣化すると屋根や外壁の機能性も落ちます。割れたりヒビが入ったりすると、雨が降った際に雨水が侵入するのです。

通常は屋根の下に防水紙という水を防ぐシートが設けられています。雨水が少々入っても防水紙で室内まで侵入することはないのです。ただ、防水紙も経年劣化します。

台風や大雨の際は大量の雨が降ります。経年劣化して雨水を防ぐ機能が弱った屋根や外壁では、防ぎきれません。雨漏りが起きるのは屋根や外壁に致命的な問題が潜んでいるからです。雨漏りで起きやすい問題は以下のとおりです。

建物の構造部分の劣化

  • 梁(はり)
  • 屋根
  • 階段

健康被害

  • アレルギー
  • 呼吸器症状
  • かゆみ
  • 不安
  • ストレス

家財の破損や漏電

  • 天井から落ちてきた雨水が家電にかかって故障
  • 停電
  • 電気代が高くなる
  • 感電
  • 火災

修繕費が高くなる

  • 構造部分の修理や家電・家具の買い替え

建物の主要構造部分は「壁・柱・床・梁・屋根又は階段」と建築基準法第二条の五で定められています。主要構造部分とは構造の中でも重要な役割がある部分です。

逆に構造上重要ではないのは「間仕切壁・間柱・付け・揚げ床・最下階の床」の他「回り舞台の床・小ばり・ひさし」などがあります。また、限られた部分の小階段や屋外階段、その他、似たような建築物が含まれます。

雨漏りがあると、住まいの中に雨水が入ります。防水紙が劣化していると防ぎきれず、木材がある屋根の内側や壁の内側に入り込むのです。湿度も高まり木材に20%以上水が含まれると、木材腐朽菌という木材を腐らせる菌が繁殖します。

主要構造部分の木材が腐食すれば、住まいの耐久性や耐震性が低下するのです。地震が起こると倒壊の危険性が高まります。

健康被害はカビが問題です。雨漏りで水分が天井や外壁に閉じ込められるとカビが生えます。カビを吸い込むとシックハウス症候群という健康障害が起こるのです。目の刺激や鼻水の他、頭痛やめまいやだるさなど不快な症状に悩まされます。

家財の破損や漏電

雨漏りは家財にも被害をもたらします。天井から落ちた雨水が家電にかかり電気回路に侵入すれば故障です。どんなに高価なテレビやパソコン、オーディオも使えなくなります。家具に落ちれば腐食です。

漏電で停電も発生します。電気の流れがおかしくなり、電気設備に大きな負荷がかかるからです。停電が起きれば、電気を使っていたものは使えなくなります。真夏や真冬でもエアコンが使えません。夜でも照明が使えないのです。

また、感電や火災のような家族が命を落とす大きなトラブルのきっかけになります。たとえば、コンセントにつながったパソコンが雨水で濡れていたとします。水は電気を通すため、慌ててパソコンに触れると感電するのです。

屋根裏にある屋内配線や照明器具の接続部に雨水が侵入してショートすれば火災につながります。また、重大事故が起きなくても家電や家具は使えなくなるのです。配線設備や雨漏り箇所に問題があれば修繕が必要です。金銭面で大きな負担がのしかかります。

大切な家族の命と住まいの他、安心できる快適な生活を守るためにも、雨漏りには注意が必要です。

雨漏りのリフォーム方法

雨漏りのリフォーム方法

雨漏りのリフォームには複数の方法があります。注意したいのは、適用範囲や費用が違う点です。屋根と外壁でも、補修のための塗装で使う塗料・工程・費用は違います。外壁材や屋根材や、リフォームする面積や方法でも違うのです。

雨漏りを補修する場所や工法の他、面積や予算も考えたうえで選ぶことが大事なのです。以下では、雨漏りのリフォームにはどんな方法があるのか屋根と外壁別にお話します。

【屋根】

ブルーシート

 

一時的な応急処置です。雨漏箇所の特定は、プロでも専門的な調査をしないと正確にはわかりません。

一箇所見つけても複数の雨漏り箇所が生じていると間に合わないものです。

とりあえず雨漏りを止めたい場合、ブルーシートが有効です。

大きなブルーシートを広範囲に敷き、砂利を入れた土のう袋や、防水テープで固定します。ブルーシートはホームセンターで手に入ります。

 

棟瓦の漆喰の塗り直しや積み直し

 

瓦屋根の場合、漆喰の塗り直しが必要です。漆喰は消石灰(水酸化カルシウム)が主原料の塗り壁材です。

消石灰は石灰石を焼いて水を加えて作ります。さらにつなぎになる「のり」や「スサ」という繊維状の材料を加えて水で練ると漆喰ができます。

瓦屋根の面と面が合う部分に隙間を埋める棟瓦が設置されています。たとえば鬼の顔をした鬼瓦を思い出してみてください。あの鬼瓦は、棟瓦の先に設置されているのです。

棟瓦で隙間を埋めて雨の侵入を防ぎます。ただ、漆喰は風雨の影響を受けると劣化します。ヒビや割れが発生すると雨漏りにつながるのです。

漆喰が劣化しているなら塗り直して隙間を埋めます。ただし、劣化がひどいなら棟瓦の解体と積み直しが必要です。

 

棟板金の交換

 

棟板金も屋根の面と面が合う部分に設置して雨の侵入を防ぐものです。スレート屋根やガルバリウム鋼板のような金属屋根に用いられています。棟瓦と同じ用途と考えてください。

棟板金は、貫板という板の下地に金属板を被せた構造です。固定には釘やビスを使いますが、経年劣化や風雨の影響でゆるみます。

台風のような強風で浮き、飛んでしまうと危険です。交換の場合、古い棟板金と貫板も撤去して新しく設置します。

 

防水テープ・シーリングを使った補修

 

小さな隙間なら防水テープやシーリングでも対応できる場合があります。

シーリングは隙間を埋めるためのシーリング材を使った作業です。

シーリングはコーキングとも呼ばれますが用途は同じです。ただし、シーリングはあくまで応急処置とお考えください。

 

屋根材の一部交換

 

瓦でもスレートでも、屋根材の一部分だけ壊れているなら新しいものに交換します。

瓦は部分的に取り外すだけのため手間はかかりません。スレートも壊れたものを撤去して新しいものに差し替えます。

 

雨樋(あまどい)修理・交換

 

雨樋は屋根の雨水を地上まで運ぶための建材です。

雨樋がないと屋根の水は軒先から落下します。

外壁に泥水が跳ねて汚れますし、ヒビから雨水が侵入すれば雨漏りにつながるのです。

雨樋にヒビや破損があるならシーリングや防水テープによる処置や交換をします。

 

【外壁】

ひび割れ補修

 

外壁のひび割れも雨漏りの原因です。

放置すると幅や深さが広がり、やがて外壁の広範囲でひび割れができます。

一般的な修繕は、シーリングでひび割れを塞いで外壁塗装の実施です。ただし劣化がひどいと、部分的な交換や作り直しも必要です。

 

目地のコーキング補修

 

外壁がサイディングボードの場合、目地が劣化していると補修します。

サイディングボードとはパネルタイプの外壁材です。家に貼り付けて設置するとつなぎ目ができます。

つなぎ目は目地と呼ばれており、隙間をシーリングで埋めているのです。

シーリングが劣化すると縮みや亀裂が生じて雨水が侵入します。

補修では古いシーリング材を撤去し、新しくシーリング材で隙間を埋めます。

 

屋根や外壁の交換という選択肢

屋根や外壁の交換という選択肢

屋根や外壁に大きな亀裂やサビで穴が開いているなら簡単な補修では対応できません。その場合、新しいものに交換する葺き替えや張替えも視野に入れたほうがいいでしょう。屋根の葺き替えは、既存の屋根を撤去して新しい屋根を設置する工法です。外壁の張替えも同様に、既存の外壁材を撤去して新しい外壁材に交換します。

雨漏りも解決しますし機能や美観もよみがえるメリットはありますが、ネックは高額な費用でしょう。交換する屋根材や外壁材の他、面積なども関係しますが一般的に100万円以上かかるケースも珍しくありません。

ただ、費用がネックなら全面交換ではなくカバー工法という選択肢もあります。

屋根の場合、既存の屋根は残してその上に新しい屋根を被せるイメージです。外壁にもカバー工法があり、全面交換よりも費用を抑えられます。ただし、対応できる外壁材や劣化状況に関する条件もあるため雨漏りリフォームができる専門業者とよく相談したほうがいいでしょう。

新創は雨漏りリフォームのプロフェッショナルです

長持ち塗装の新創は雨漏りリフォームのプロフェッショナルです

新創は新潟市密着の雨漏りリフォーム専門業者です。一級塗装技能士が在籍しており、雨漏診断のプロフェッショナルが屋根や外壁を診断します。科学的な方法に基づいた調査により、雨漏りの原因を特定。また、大切な住まいを長持ちさせるための対策にも精通しています。

外壁・屋根・屋根裏・雨樋まで幅広い箇所を調査して適切な修繕ができるのです。施工実績は2500棟以上で、ノウハウの積み重ねもあります。「雨漏りが発生した」「屋根や外壁が古くなって雨漏りが不安」などでお悩みならお気軽にご相談ください。ホームページの問い合わせフォームやメールの他、電話や店舗でも承っております。

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